SEOカフェ

〜 悩んだらコーヒーブレイクしたら良いと思うんだ〜

モバイルフレンドリーになると今までの被リンク評価はモバイルだけ?それともPCのみ??

 ふと友人と話していたことがあって、モバイルファーストインデックスに関しての記事も書いたことなんですが、PCページに貼られた被リンクって効果はどうなるのでしょう・・・

 

seo-cafe.hatenadiary.com

 

WELQ問題が起きてからネットの何を信用したら良いか根底から崩れてしまいましたが、信じるかどうかは自分次第ってことに最終的には落ち着きそう(苦笑)

 

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保証は取りません!的な。

 

 

 

モバイルファーストインデックスはモバイルへの評価が影響する

今までのGoogleの評価はモバイル(スマホ)サイトがあっても特に検索結果に影響はないとされています。

 

※ただ一部検索結果では地域性が絡むことによって検索結果がデバイスによって異なることあるそうですけど。

 

それがモバイルファーストインデックスが実行されるとモバイルページの評価が検索結果に反映されますよってことなんですが・・・

 

今まで多くの被リンクをもらっていたページがPCページだった場合、評価がモバイルページになってしまったら今までの被リンクは評価を受けなくなるんじゃないの?って脳内変換しちゃったのですが、どうなんでしょうか。

 

もともとレスポンスデザインならURLが特に変わらないので問題はないですが、.htaccessで分岐点を作ってhttps://test.com/spのようにURLを変えていた場合どうなるんですかね・・・

 

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教えてよ、Google先生ぇ・・・

 

Googleも被リンク評価については検討段階

モバイルフレンドリーに関してネットサーフィンしてたら、参考になる記事があったので見てみると、被リンク評価に関しては検討段階にあるみたいね・・・。

 

モバイルファーストインデックスの被リンク被リンクに関して

モバイルファーストインデックスについて今わかっていること | プロモニスタ|最新のコンテンツマーケティング・SEO情報

 

モバイルページを評価してもコンテンツの質が低品位質であればどのみち評価は低いでしょうし、PCページの評価も0となる訳でもないのでそこまで慌てなくても良い気はしますが気になりますね。

 

私の想定では、2パターンあります。

 

1. モバイル・PCともに被リンクを評価する

モバイルファーストインデックスが実行される前後で被リンクがある内容をチェックして、まず判断!

 

モバイルファーストインデックスが実行された後につく被リンクはモバイルページを原則評価する、PCページへの被リンクも今まで通り評価をする。

 

なぜなら、被リンクを貼るのはユーザーが便利と思うURLを貼ってくれるわけだから、リンクを貼る場合も「モバイルページをリンクに設定するように!」なんて強制したらそれこそ不便な世の中になるから。

 

2. モバイルページのみの被リンクを評価する(一定の猶予期間あり)

今まで貼られていた膨大な被リンク評価をどうするかの決断はそう簡単ではないので、一定の猶予期間を設けた後、順次評価をするってことになるんじゃないでしょうか。

 

Googleがレスポンスデザインを推奨していることから、内部コンテンツの評価同様に被リンクもモバイルページのみとなる可能性も否めません。

 

簡単なまとめ

う〜ん。

個人的には1のモバイル・PCページのどちらも評価するというのが濃厚そうなんですが、こればかりは発表を待つのみですね。

 

言葉一つでニュアンスが異なるから、はっきり回答してほしいわ〜!!!!

 

 

 そういえば、、、

 

ラストクリスマスって「最後のクリスマス」という意味ではなく「去年のクリスマス」っていう意味ってみなさん知ってました??

 

日本語と英語のニュアンスの違いって怖いですよね。

 

 

 

 

WELQ問題から見てもコンテンツ記事はオリジナル性を出すべき!

一部上場企業DeNAのコンテンツが低品質・パクリで大炎上??

 

うわ〜!!!

 

めちゃめちゃ炎上してるよぉ〜!!!!

 

でもね、不思議なこともあるんですよね。

 

パクりとか低品質な内容のコンテンツはGoogleは評価しないって言ってたのに、医療関連のキーワードで軒並み上位表示できていたわけじゃないですか・・・

 

そう考えると、結局何が良くて何がダメなのかの信憑性すら疑われません?

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noindexとDisallwの違いと正しい使い方【インデックス制御を正確に】

なんだか最近検索順位が下がってきてるな〜

 

そう思っている方いらっしゃいませんか??

 

調べてみると案外記事内のテキストが『重複』していることってかなりあったりするんですよね・・・

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インデックスされたページを確実に削除する方法!

インデックスされたページを消したいけど、削除の方法が分からなーい!!

削除申請したけど、インデックスされたままになっている。


そんな状況に陥っていませんか??

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ホームページ制作の外注は費用と時間のバランスが重要!

みなさん、はじめして!

SEOカフェに勤めるWeb担当の如月ゆずと申します。

如月ゆずです


このブログでは、私が日々の仕事から得ることができたWeb集客に関して少しでも触れることができれば幸いです。


実は前職でもWeb担当者をやってはいたんですが、自社ではなく外注している制作会社とやりとりをしていただけで、知識はほんの少ししかありません。


特にSEOとかリスティングはちんぷんかんぷん。


そんな私が、なぜカフェ屋に??って思う方もいるでしょうが、それはどこかでご紹介できれば・・・笑

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本当のSEOとは、順位を見ることではない

SEOとは?

Search Engine Optimizationの頭文字を取ったもので、「検索エンジン最適化」と呼ばれる手法です。

 

検索エンジンでキーワードを入力して表示された結果があるじゃないですか。

 

あれです。

 

上に広告がいくつか表示された後にずらずらーっと表示される結果です。

ユーザー(以下、ユ)が検索エンジン(以下、G)に質問した答えが検索結果です。

 

ユ:●●というのが知りたいんだ(検索する)

G:あ、それならこれだね(結果を表示する)

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GoogleがモバイルとPCを分離することを公表!?

ついに来たか?!PCとスマホの分離

『数ヶ月以内にGoogleはインデックスを分離することを発表。これによりモバイルユーザーにより良く、新鮮なコンテンツを提供することを目指す。Googleは現在1つのインデックスしかないが、Googleのゲイリー・イリーズ氏によると同社は分離されたモバイル専用のインデックスを公開予定。そしてこのモバイル専用のインデックスが今後Googleの主要なインデックスにすることを決定』

 

 

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順位しか追わないSEO会社にCVRまで求めたらアウト

大多数のSEO会社はCVRまでは見てくれないのが現実

SEO対策をSEO会社へ求めるのは、

  • 競合よりも順位上げたい
  • アクセス数を上げたい
  • 単純に良い成果を出したい

みたいな理由が多いですが、成果が検索エンジン相手なので費用以上に結果が伴わない場合に直面します。

で、『費用対効果が悪いから解約だ!』『順位が上がっても売上が上がらないからSEO対策なんてやっても無駄だ!解約する!!』みたいなトラブルってどこのSEO会社にも当てはまるはずなんですね。

そこで、思うのが『費用対効果が合わない』という理由なんだけど何故契約した?と思うところが多々あります。

割とマジで。 本気と書いてマジと読んじゃいます! 死語だと言われたら猛反省します!!

  • 成約率(CVR)を上げます
  • 売上を増大させます
  • 御社の利益増大にならなかったら金額不要

って書いてないでしょ?笑

書いてあるのは、順位を上げる施策を行います!(だけど下がっても保証しませんよ)ということだけ。

売上を増大させます!とは一言も記載はされていないはずなのです。

「順位を上げます」だけのSEO施策は失敗するフラグ

ク=クライアント S =SEO会社

ク「順位上げてほしい」

S「順位上げます」

ク「順位上がったけど、売上伸びないのは御社のせいだ。嘘つき、解約してやる。騙された。」

S「え?何をアホなことを言っているんだい?売上が上がるかどうかは知らないし、そもそも契約外だよ」

ク「これからは違うSEO会社に依頼するから!」

S「あぁ、そうですか。今までありがとうございました。」

ク「聞いてよ、前の企業ではさ〜・・・」

S2「あぁ、それは残念でしたね。(簡単に契約取れたぜっ)うちは順位上げられる自信あるんで安心してください!」

ク「お宅に依頼したけど売上伸びないのは御社のせいだ。ふざけんな!」

以下ループ

・・・

・・・

・・・

日常茶飯事だと思います。

振り返ると思い当たる節があるクライアントさんもいらっしゃるんじゃないでしょーか。

もうね、根本的な契約ミスです。

しょっぱい物が食べたくてラーメン屋行ってラーメン食べたら、 欲望は満たされたけど太っただけじゃなくて金減ったじゃねーか!ふざけんな! って言ってるのと同じっすよ、旦那ぁぁ!!

SEO対策を外部委託するなら、成約まで追ってくれるところを選ぼう

なかなかに厳しいことですが、成約までキチンと追ってくれる企業もしくは最近増えてきている個人を見つけ出すことですね。

近い将来、順位だけを追ってるSEO会社は潰れると予想しています。

SEO検索エンジンの対策を行って上位表示を目指すこと」

この定義は続くとは思いますが、それと成約の数を求めるのは近いようで遠いからです。

売上とか関係なしに何としても検索結果で1位を取りたいんだ!という企業ならば双方で合致するとは思いますが、売上を気にしない企業はないはず。

そうなると順位も追うし、成約まで見てくれてこそSEOだと思うんですよ。

1.何のためにSEOをやる?

↓ why

2.順位を上げたい

↓ why

3.アクセスを上げたいから

↓ why

4.成約を増やしたい

↓ how

5.サイト全体の改善が必要になってくる

↓ how

6.フォームやツリー構造をユーザー目線で改善

7.Google Analytics(GA)やSearch Console(サチコ)で改善

8.5~7をPDCAで回す

この1がブレてると目的のない状態でSEO会社に委託しても結果は上手く行きません。

むしろ書いてて思ったけど、絶対上手くいかないわ(笑)

順位が3位以内に入ればアクセス数は確かに向上しますが今回のペンギンアップデート4.0みたいに変更がアルゴリズムの変更が行われると一瞬で圏外へ吹っ飛ばされるといったケースのように、それは短期的な売上であって、長期的には続かない気が・・・。

とはいえ、SEOはWebで成功するためには必須な対策なので、外部委託をするなら作業内容を契約前にどう見極めるかですね。

基本は疑って話を聞くことと、ダメだった場合のリスクヘッジを取っておくことですね。

順位!順位!順位!ってうるさいSEO会社が本当に多いからやめてほしい。 あと競合を無下に批判する会社。

成約数を上げるのはSEOだけが手法じゃないし、リスティング広告やサイトリニューアルもしないと目標に届かない場合もある。

それを柔軟に聞き入れて、できる範囲で対応するかは実はクライアントの判断だったりするものですが、ここはお互いの普段の交流が肝ですね、まじで。

皆様もお気をつけくださいね。

まじで!!!

canonicalとalternateを使って重複コンテンツを防ぐ方法

厄介な重複ページはcanonicalとalternateで回避

重複ページが起こりやすい原因として挙げられるのが、PC用とスマホ用のURLがそれぞれ作成されているケースね。

例)
PC:●●.com/
スマホ:●●.com/sp/

アクセスしてきたデバイス(ユーザーエージェントとも呼ぶ)によって、どちらのURLを表示するかを判断させるような設計をしているサイトもあります。

それぞれのURLに設定・記述してある内容に注目して欲しいのですが、基本的にPCサイトから余計な物を省いて表示したものがスマホサイトかと思います。

サイドバー省略して〜とか グローバルナビをアコーディオンメニューして〜とか

そういった余計な物を省いて表示(もしくは隠して表示)しているということは、使用しているテキストやソースコードはほぼ同じなのでコンテンツ内容が類似していることも特徴です。

・・・この点に関してはレスポンシブでも同じですね(笑)

で、人間目線からすると、PCとスマホの画面表示が分かれていると「あ、綺麗!分かりやすい!」となりますが、Googleを始めとする検索エンジンからすると、「中身同じじゃない?重複してない?」となるんです。(考えれば当たり前のことですね)

ただ検索エンジンからクロールされる巡回システムは、あくまでロボットなので『見た目』は判断できずソースコードで判断をするしかないのです。

重複ページと勘違い?

だから「こっちはPC用のURL、こっちはスマホ用のURLですよ!だから重複してませんよ!」って予め伝えておく必要があります。

用途違うから重複じゃないよ

PC用とスマホ用のURLを予め伝える方法

PC用URLへの設定方法

PC用サイトに、「同様のコンテンツを記述したスマホページがありますよ」っていう設定をします。

link rel="alternate" media="only screen and (max-width: ▼▼px)" href="ここにスマホ用URLを記述する"

スマホ用URLが「http://www.●●.com/sp/」だった場合は

link rel="alternate" media="only screen and (max-width: ▼▼px)" href="http://www.●●.com/sp/"

 となります。

スマホ用URLへの設定方法

今度はスマホ用サイトに、「同様のコンテンツを記述したPCページがありますよ」っていう設定をします。

link rel="canonical" media="only screen and (max-width: ▼▼px)" href="ここにPC用URLを記述する"

http://www.●●.com/」だった場合は

link rel="canonical" media="only screen and (max-width: ▼▼px)" href="http://www.●●.com/"

となります。

この2つの設定を行うことで、検索エンジンに「同じコンテンツを使っているけど用途が違うから重複と判断しないでくださいね!」と伝えることができます。

設定する際の注意点

canonicalとaltenateを使用した記述は、対となるURL同士を毎回設定しなければなりません。 どこかのURLに一つだけ設定しても、その他のURLには適用されないので注意してください。

<補足> アクセスしてきたユーザーエージェントが異なる表示をするURLにさらにアクセスしようとした場合、自動的に最適な表示URLへ転送するような設定も施すと良いですね!

例) PCからスマホサイトへアクセスしたら、PCサイトへ302リダイレクト設定をする。 スマホからPCサイトへアクセスしたら、スマホサイトへ302リダイレクト設定をする。

こちらの設定も合わせて行うとユーザー側も不便なく適切な画面表示をみることができるので、時間があったら設定しみてください。

【重複の原因】All in One SEO Packの『next』 と『prev』

All in One SEO Packでも重複ページが作成される可能性がある

(2017.01.23更新)

え〜?All in One SEO Packを使っていても重複ページが作られちゃうの?

f:id:kiyopiko-business:20170110152410j:plain

>
SEOについて基本的な項目をクリアにしてくれるAll in One SEO Packですが、
重複ページが作成されてしまう原因があるんです・・・。


どんなサイトがそれにあたるか・・・ですが、
TOPページに「次のページへ」「前のページへ」という機能がそもそも存在しないサイトが該当します。企業サイトや通販サイトが具体例です・・・かね。

 

ソースコードを確認すると、通常TOPページは一つしか存在しないはずなのに、URLが異なるだけの全く同じ内容が自動で生成されてしまうのです。


※こんな感じのURL

犯人はこいつです!!(ドンッ



編集するのはphpなので必ずバックアップを取ってから作業に取り掛かりましょう!

 

■ All in One SEO Packの場合

場所:plugins > all-in-one-seo-pack > aioseop_class.php

if ( !empty( $prev ) ) $meta_string .= "\n"; if ( !empty( $next ) ) $meta_string .= "\n";
  ↓↓↓ 
/*if ( ! empty( $prev ) ) {
$meta_string .= "<link rel='prev' href='" . esc_url( $prev ) . "' />\n";
}
if ( ! empty( $next ) ) {
$meta_string .= "<link rel='next' href='" . esc_url( $next ) . "' />\n";
}*/

 


『排出される「next」と「prev」へ行くリンクを表示しません』ということになります。赤字で書いているようにコメントアウトすれば削除されます!

 

All in One SEO Packの 「next」と「prev」の具体例


サイトの構造をSEO観点から評価されるような仕組みをもっているAll in One SEO Packですが、場合によってはその重複ページが意図的に作成されてしまうのです。



それはGoogleからしても、「似たコンテンツを量産しても評価しないからね!」と判断されてしまうんです。



冒頭で触れた記述はこうなっています。

f:id:kiyopiko-business:20161113163438j:plain

『nextページにいくなら、●●.com/page/2のURLを見てね』ということです。



あなたのサイトでも起こっていたら、クリックして別タブで表示して比較してください。



●●(あなたのドメイン).com と ●●.com(あなたのドメイン)/page/2 は、URLは確かに異なりますが内容は同一になっているはずです。



これだと重複ページだと判断されてしまうので、どちらのURLも低評価となります。

 

どちらのサイトにも共通のURLを指定したcanonicalタグが記述されていれば問題ありませんが、ただプラグインだけをいれても設定されていません。

なかなか順位が上がらないな〜と思っている場合

コンテンツをしっかりと作っているのに、目指している順位が上がらない・・・なんて思っている人は重複ページが落とし穴になっている可能性が



人間が見るページは素晴らしいほどに作り込まれていても、Googleはそれが意図していない重複ページであっても重複とみなしてしまうこともありますし、All in One SEO Packを使用していなくても重複ページは疑ってみてください。



特に、●●.com/sp のようにスマホページを別のファイルで管理していたりすると起こりやすい現象です。
 

重複ページの何が問題なのか

昨今、WordpressはメジャーなCMSとなりましたね。



企業だけではなく、一般のブロガーをはじめ中小企業でもWordpressの導入はスタンダード化しています。

 

f:id:kiyopiko-business:20170110152402j:plain


更新がしやすい!いろんなプラグインがある!っていう人には打って付けですからね。 個人的にはそれと対を成す「concrete5」も良いと思いますけど。
http://concrete5-japan.org/

 

特にSEOをあまり深くまで知らない人にとっては強力な助っ人プラグイン『All in One SEO Pack』ですが、使用したいサイトの全てに完璧に網羅はできません。

 

多くのサイトが1日に作成されるなかで、ミラーサイト・ミラーページと呼ばれるものが偶発(もしくは意図)的に存在してしまう可能性があります。



横文字を使うと伝わりにくい?ので、一言で言うならば重複サイト・重複ページのことです。



つまりはパクりサイト パクりページ

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これなら分かるでしょうか(笑)



某国が日本のアニメのキャラクターをパクっても「いやこれは偶然似ているだけですよ」と言っているのと似ています。

 

いやいやいや、明らかにパクったでしょ!!!と同じようなものです。


これがサイトベース、ページベースで検索エンジン(もはやGoogle先生)から評価を受けにくくなってしまうんですね。

 

その場合にはcanonical と alternate を設定するなどして個別化していきましょう!

アクセス数は亀方式でコツコツ集めるほうが安定する

ビックキーワードよりもロングテールキーワードでアクセスを集める

もはや当たり前のような内容ですし、何を今更そんな基本的な事を・・・と反論する人がいるでしょうが、まぁ暖かい目でみてくださいよ(笑)

 

こんな底辺みたいなサイトに訪れるくらいの熱心な方なので、あなたはSEO対策に対して何らかの情報を得ようと四苦八苦している方だと思います。

 

そこで問いたいことがあります。

問 : SEOの効果や結果をどこに結びつけますか?

  1. 順位
  2. アクセス
  3. コンバージョン率
  4. 上記3つ同率

上記3つが大概の方の解答でしょう。もちろん、4のように全部ひっくるめてSEOだ!と思う人もいるでしょうし否定をする気はありません。私も実際そう思ってますから(笑)

 

ちなみにそのなかでも意識すべきポイント(というか流れ)は、

  1. サイトの構造
  2. 検索クエリ数
  3. アクセス数
  4. コンバージョン率
  5. 順位
  6. サイトの構造見直し

です。

 

「SEO=順位」という昔ながらの概念を意識するあまり、1の「検索クエリ数」を見落としがちな人がけっこう多いはず。

 

「検索クエリ数」を意識するとサイトの在り方と方向性が定まりますし、修正することができます。そしてユーザーが求めている内容に対してGoogle先生にも対応することができます。

検索クエリとは?

そもそも検索クエリとは何?って人のために軽めにお伝えすると、検索クエリとは、(言い変えれば)検索キーワードそのものです。検索エンジンの検索窓に言葉を打ち込むじゃないっすか、それそのものを「検索クエリ」と呼ぶんです。

 

検索クエリとは、検索窓に打ち込んだ言葉

 

「検索クエリ数」とは文字通り、「検索される言葉の数」を意味しています。

 

1日に検索される無限に近いほどのキーワードの中で、一体どういったキーワードでGoogle先生をはじめ検索エンジンはあなたのサイトを表示してくれるのでしょうか。

 

例えば「寿司の出前注文を受けるサイト」を運営していたとすると、「寿司」というキーワードで検索する人に対してベストなサイトとは到底言えません。

 

「寿司」という言葉はサイト(サービス)の業界を示している重要な言葉です。

しかし、自分で検索する立場に振り返ると分かりますが、「寿司」と検索している人は「寿司に関してどういったものを欲している(悩んでいる)」のでしょうか。

 

「寿司の語源について知りたい」のかもしれないし、 「回転寿司と回らない寿司屋の価格の違いを知りたい」のかもしれないし、 「寿司の肝とも言える酢飯のことを知りたい」のかもしれません。

寿司盛り合わせ

寿司握り

 

このように多く検索されているけれど、曖昧で背景が抽象的な言葉はビックキーワードと呼ばれており、上位に表示されることができれば、想像以上のアクセス数を稼ぐことができるはずです。

 

でも「寿司」に関連するキーワードでアクセスがあったとしてもアクセス数と比較すると期待しているほどの「寿司の出前」を受けることはできないでしょう。

 

つまり、サイトのアクセス数が上がっても「お寿司の出前」がなければアクセス数は無駄に終わります。実店舗で言うならば冷やかしに近いものです。来たのに何も注文しないという残酷な仕打ちですよ。

 

とすると、対策するキーワードは自然と「寿司 出前 ●●(宅配可能なエリア)」といったクローズド(具体的)なマーケットを意識したものとなります。

 

このように複数の言葉が連なって検索されるキーワードは『ロングテールキーワード』と呼ばれます。尾のように長くなるからロング(長い)テール(尻尾のような)キーワードということですね。

 

  1. ビックキーワード・・・検索される回数は多いが内容が抽象的で競合サイトも多い
  2. ロングテールキーワードと・・・検索される回数は少ないけど具体的になるのでマッチしやすい

 

ちなみに、「寿司」と「寿司 出前」で比較してみました。

「寿司」で検索

「寿司 出前」で検索

 

Googleのキーワードプランナーで調べた月間の検索数の違いです。

 

約5000回以上も差がありますが、「寿司 出前」のほうがより具体的になってますよね。

 

これに宅配可能な「エリア」を追加する対策をして、よりニーズに合った『ほぼ見込み客』にサイトに訪れてもらうだけで簡単に出前注文を受けることに近づきます。

 

つまり、検索クエリを制するものはSEOを制す!ということなのです。

 

検索クエリとアクセス数の関係

さて、検索クエリの重要さが分かったところで今度はアクセス数です。

 

既出のように一見アクセス数を集めやすいビックキーワードを狙いたい気持ちは分かりますが、ビックキーワードオンリーだと苦戦することは明白です。おまけに何のためにSEOをやるのか、なぜSEOをやるのかを理解していないと無駄打ちに終わります。

 

察しの良い方ならお気づきでしょうが、対策するキーワードは複数あったほうが良いということです。

 

Googleの度重なるアルゴリズムによっていつ検索結果の基準が変更になるか分からない現在では、ビックキーワード単体だけでは圧倒的に不利です。むしろ不安要素しかありません。

 

サイトの検索結果は内部対策と外部対策の両方のバランスが重要であるのと同じように、キーワード対策もバランスが重要です。

 

1個のキーワードで100アクセスを取るよりも、10個のキーワードで100ずつ、合計1000アクセス集めるほうが圧倒的に早いし楽です。(実際は楽ではないですけど)

 

検索するキーワードが多様化している現在では、多様な形で対策することが望ましいです。

 

1個のキーワードだけだと先に挙げたGoogleのアルゴリズムだけでなく、競合他社の影響により2ページ目、3ページ目、ましてや表示されない・・・なんてことになりかねません。

 

しかし複数のキーワード対策を行っていれば、10のうち3ダメになっても7生き残りますのでダメージは少なくすみます。

 

そもそも論ですが、『表示されるかどうか』ということも前提条件として大切であり、表示される「検索クエリ数」は多ければ多いほどチャンスがあります。

 

なぜならあまり的を得ていないビックキーワードよりも、設定しているロングテールキーワードの内容は、検索してくるユーザーとのマッチングを図れている(はず)なのでコンバージョンも大きく下がることはないでしょう。

 

そして自然とリンクを貼ってもらえたりSNSでシェアされて口コミで広がっていったりとして世の中から必要とされるサイトになります。

 

あとは時代に合わせてサイトを修正したり、抜本的な構造改革をすることで良いサイクルが生まれやすくなります。

 

順位!順位!というのはグッと抑えて、検索クエリ数をコツコツと稼いでいくことが、後々ブレないサイトへと成長する近道なのです!

 

<補足> リスクヘッジの観点では株と似ているところがありますね。 はぁ〜STOP高になり続ければ億万長者になれるのに・・・笑

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