SEOカフェ

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【初級】SEO内部対策のチェック項目21個

SEO内部対策に必要なチェック項目25個+α

SEO内部対策に必要な項目ってどれくらいあるのかを箇条書きにしてみたよ。

正直なところ、基本的には自社や個人で行えるレベルが多く、わざわざSEO業者や制作会社に依頼しなくても解決できる点が多いんだよね。

じゃあ+αの部分も数字に加えろよwっていう意見はスルーするからね(笑)

 

SEO内部対策の注意すべきチェック項目

1. ドメインが危険かどうか

▼ 調べ方 ▼
https://www.aguse.jp/で調べる

ドメインが危険かどうかを調べる

ここのサイトでドメインが危険かどうかを調べることができるわよ

新規で取得したドメインだったと思っても過去にペナルティを受けている可能性もあるから要注意ですね!

あら、宇野ちゃん。久しぶりじゃない。
そう、独自ドメインを取得しても最初からペナルティを受けているドメインだったら意味がないもんね。

・取得したドメインが危険がどうかを調べることは重要

2. robots.txtの有無

▼ 調べ方 ▼
http://test.com(TOPのURL)/robots.txtで調べる

robots.txtはGoogleのようなロボットがサイト巡回するための最初の案内図のようなものね

Wordpressを運用している人は、デフォルトだと下記のようになっているはず。

User-agent: *
Disallow: /wp-admin/
Allow: /wp-admin/admin-ajax.php

ここに3で出てくるsitemap.xmlを書き足していない人が多いからそちらも合わせて確認しておこう。

User-agent: *
Disallow: /wp-admin/
Allow: /wp-admin/admin-ajax.php

Sitemap: http://test.com/sitemap.xml

Disallowはクロール(アクセス)してほしくないディレクトリやページ Allowはクロール(アクセス)してほしいディレクトリやページ

sitemap:〜の箇所は一行空白を取って記述すると良いとされているよ。

設定方法は、クロールしてほしいファイル、クロールしてほしくないファイルを記述して「robots.txt」という名前でサーバー内のTOPディレクトリにアップロードしよう!

・robots.txtは信号機と同じ役割をしている

3. sitemap.xmlの有無(有ればURLは最新?)

▼ 調べ方 ▼
http://test.com(TOPのURL)/sitemap.xmlで調べる

1つ前のrobots.txtと合わせて確認してほしいことがsitemap.xmlね。

User-agent: *
Disallow: /wp-admin/
Allow: /wp-admin/admin-ajax.php

Sitemap: http://test.com/sitemap.xml

これはGoogleにクロール(アクセス)してほしいURLを予め並べておくことでインデックスさせるスピードを早めてくれる。

robots.txtが信号機で、sitemap.xmlはサイト内の地図ってところかな。

・sitemap.xmlはサイト内の地図というイメージ

4. URLの正規化-①(wwwの有無)

▼ 調べ方 ▼
TOPのURLがwwwの有無で表示されるかを調べる

アクセスした時にwwwのあり・なしでサイトが表示されるかを見て欲しいわ

もし、wwwがあるURL、wwwがないURLのどちらでも表示されてしまっていたら・・・

重複の可能性が高いよ。

そうならないためにcanonicalタグや.htaccessで正規化してあげよう!

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5. URLの正規化-②(/index.html or /index.phpの有無)

▼ 調べ方 ▼
http://test.com(TOPのURL)/index.php( or index.php)のURLが重複していないかを調べる

wwwの有無が統一されてても、抜けているのがTOPのURLにindex.htmlやindex.phpを付けるとアクセスできてしまうケース。

これも重複として見なされてしまうから確認してみよう。

ちなみに/index.htmlや/index.phpに関してはTOPページだけでなく下層ページでも必ず確認してね。

6. URLの正規化-③(wwwと/index.html or /index.phpの組み合わせ)

▼ 調べ方 ▼
4と5の組み合わせを確認してみる

www有無とindex.html(index.php)有無の組み合わせも忘れずにね!

4と5のどちらかを確認してもダメだから両方確認するようにしよう。

やるなら徹底的に・・・ですね。

7. titleの重複

▼ 調べ方 ▼
Screaming Frog SEO Spiderで調べる

通称カエル(もしくはスパイダー)で簡単にtitleの重複は調べられのよ

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カエルなのかクモなのかどっちかにしてほしいですね

canonicalタグを活用していない場合、全ページのタイトルは別々に設定すべきとされている。

Screaming Frog SEO Spiderを使えば、重複しているものだけをエクセルやCSVで抽出できるから各ページのURLを確認して修正することができるよ!

ECサイトの場合はページ数が多くてやばそうだけど、頑張るしかない(苦笑)

ちなみにタイトルは30文字前後に収めると良いとされている。

これはPCとスマホの異なる画面での表示数に違いはあるものの、どちらにも対応できるように30文字以内が良いとされているんだね。

長くなってしまったら「・・・」のように途切れて表示されてしまうんですよね。

・タイトルは全ページ個別に設定すべき
・タイトルの文字数は30文字前後に収めるほうが良い

8. descriptionの重複

▼ 調べ方 ▼
Screaming Frog SEO Spiderで調べる

検索順位を決めるアルゴリズム指標には入っていないけどクリック率に影響するから侮れません。

基本的には、1ページ毎の内容は異なるはずだから要約となるdescriptionも個別に設定すべき。

空欄であってもGoogleが自動的に判断して表示はしてくれるけど、とりあえず感が強いからキチンと設定することをオススメします。

ちなみに120文字以内の設定が理想とされている。

こちらもタイトルと同様に長くなってしまっても「・・・」と途切れて表示されてしまいます。

・順位には関係ないけどdescriptionは設定しよう
・タイトルの文字数は120文字前後に収めるほうが良い

9. canonicalの設定は適切かどうか

▼ 調べ方 ▼
Screaming Frog SEO Spiderで調べる

canonicalをどのURLに向けて設定しているかもScreaming Frog SEO Spiderで調べることができてしまう。

Screaming Frog SEO Spiderでもcanonicalを調べよう

「internal」→「html」に設定をしたら「Export」を押すだけでエクセルやCSVで抽出できるよ。

URLの内容がcanonicalを設定しているページと合っているかどうかを確認してみよう。

・canonicalは適切かを必ず確認

10. imgのalt設定がされているかどうか

▼ 調べ方 ▼
Screaming Frog SEO Spiderで調べる

画像の意味を示すalt設定がしっかりされているか、不備がないかも調べることができるわ

リンクが発生する画像に関しては特にaltの設定は重要だから、抜け漏れがないようにしよう。

ここで注意したいのが単純にaltを設定するのではなく、次ページの説明をキーワードを含めたものにすると効果的と言われているんだね。

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リンクが発生しない場合は、画像の意味をもたせてあげることも忘れずに!

ただし、全く意味のない装飾画像に関してはalt=“"と空白にすることが望ましいとされているよ。

・リンクがある画像は次ページの説明を代入する
・リンクがない画像は前後のテキストと関連性がある内容にする
・意味のない装飾画像はaltを空欄にする

11. 不要なパラメーターがされていないか

▼ 調べ方 ▼
Google Search Consoleで調べる

不要なパラメーターをGoogle Search Consoleで確認する

問題が発生していたり、ページの内容を統一したい場合はGoogle Search Consoleから修正を行いましょう!

ECサイトやphpファイルを使って自動的にページが生成される場合は多いから当てはまる人は確認してみてね。

・不要なパラメーターは評価ページを統一化させる

12. ステータスコードは正しく設定されているかどうか

▼ 調べ方 ▼
Screaming Frog SEO Spiderで調べる
http://st-code.itland.ezic.info/で調べる

リダイレクトさせている場合は、リダイレクト先のURLやステータスコードが正しいものかを確認する必要があるわ

ステータスコードを確認する

↑はScreaming Frog SEO Spiderで調べた結果。

注意したいのは301や302、404になっているページ。

どのページからどのページへリンクが貼られているかは、すぐ分かるようになってるよ。

どのページからどのページへリンクが貼られているか

これによってリンクURLを簡単に変更できるし、ステータスコードがちゃ〜んと202(正常)になるように対策もできるね!

・ステータスコードが301~404は要確認

13. モバイルフレンドリーかどうか(MFI対策)

▼ 調べ方 ▼
モバイルフレンドリーテストで調べる
Google Search Consoleで調べる

モバイルフレンドリーテストかどうか

リンクにあるモバイルフレンドリーテストページから調べると、こんな感じになる。

簡単に調べることができるけど打ち込んだURLしか調べることができないのがネック。

サイト全体がモバイルフレンドリー化しているかどうかはGoogle Search Consoleを見ることが一番早い!

モバイルフレンドリーテストかどうか

異常がある場合は、ここに注意喚起してくれるページが表示されるから内容に応じて対処してみよう。

・来るMFIに向けてモバイルフレンドリーに対応しよう

14. 画像だけのページや不自然なページがインデックスされていないか

▼ 調べ方 ▼
site:URLで調べる

site:で検索した結果である程度低品質なページを調べることができるのよね

具体的な調べ方はこの記事を参考にしてね!

seo-cafe.hatenadiary.com

低品質なページの見つけ方は気になる人は多くて、役にたつと思うよ。

・低品質なページのインデックスは撲滅させることが良い

15. 1ページに1テーマで構成されているか

▼ 調べ方 ▼
目視で調べる

もうこれは目視しかないわね

ただ、どんな単語で構成されているかを知るツールはあるから参考にしてみるのも良いよ! seo-cafe.hatenadiary.com

16. 隠しテキストが存在しているかどうか

▼ 調べ方 ▼
CSSにtext-indent: -9999px;といった項目があるか調べる

隠しテキストはスパム扱いを受ける可能性があるから注意したいところ

良く画像の下にテキストを用意しているのに、表示範囲外に飛ばす施策として使われることが多いけどGoogleは宜しくないとしている。

text-indent:-9999px;
font-size: 0;

こんな項目があったら訂正することを勧めるよ!

・隠しテキストはスパム扱いされる可能性がある

17. サイト内外で重複ページやコンテンツがあるかどうか

▼ 調べ方 ▼
影武者(有料)やひょうせつチェッカー(無料)で調べる

重複コンテンツがあるとGoogleからの評価が分散してしまう恐れがあるから重複比率を下げることを勧めるよ!

業界トップクラスの高度なコピペチェックツール「影武者」

剽窃チェッカー:レポートなどの文がコピペかどうかチェックします

これらを使うとサイト内外で重複コンテンツがどういったものなのかを教えてくれるよ!

お金に余裕があれば有料ツールを使っても良いよね。

・重複コンテンツは低評価もしくは評価が分散してしまう恐れがある

18. 不自然なアンカーテキストになっていないか

▼ 調べ方 ▼
Screaming Frog SEO Spiderで調べる

キーワード単体ではなくリンク先ページの説明になっていることが理想ね

言い換えると検索エンジンで検索しそうな単語の組み合わせを狙ったキーワードはダメ。

間違っても「通販 化粧品」のような不自然すぎるアンカーテキストにしてはいけないよ。

一昔前では検索キーワードの完全一致型のリンクが強力であり、実際に上位表示されていたんだけど今では八百長感だと判断されてしまう。

実際に不自然なアンカーテキストはペナルティの対象にもなりやすいから絶対に止めよう。

・不自然なアンカーテキスト対策はペナルティを受ける可能性がある

19. 見出しタグの数字に抜け番がないか

▼ 調べ方 ▼
FireFoxのプラグイン「Web Developer」で調べる

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見出しタグの数字に抜け漏れがあるかってどうやって調べんだい?って思っている人には絶対見て欲しいツール

上位に上がっているサイトは見出しタグが綺麗に構成されていること傾向にあるから見ておいてマイナスはないはず。

見出しタグの数字飛ばしがあるサイトが上位に来ている場合があるから、綺麗に揃えたからといって必ず上位表示するものでもない。

ただ基礎的なことはしっかりしておいた方が良いよねってこと。

・見出しタグは綺麗な構造が望ましい
・綺麗に揃えても上位表示するとは限らない
・勝てない場合はコンテンツを見直してみる

20. ぱんくずリストが設定されているか

▼ 調べ方 ▼
目視で調べる

パンくずリストは内部リンク効果とユーザーにとっても優しい配慮なのよ

パンくずリストは、現在見ているページがTOPから見てどの場所に位置しているかを教えてくれるもの。

パンくずリストは、現在地を教えてくれる

画像の例は、「内部対策」というカテゴリー内にある「【5分で読める】SEO会社の動画セミナーをまとめてみたよ!」という場所にいることを教えてくれるという意味になる。

階層が深くなればなるほど、パンくずリストは便利なものだと実感するはず。

ちなみにリンクが発生するから内部リングとしても有効なうえ、Googleが辿りやすくなるからまだ設置していない人は設置することをオススメするよ。

・パンくずリストはユーザーにとってもGoogleにとっても親切

21. 常時SSL設定されているか

▼ 調べ方 ▼
Screaming Frog SEO Spiderで調べる

はい、またまたScreaming Frog SEO Spiderで調べることができちゃうんですね(笑)

URL一覧に一つでもhttp://~が含まれていたら大問題なのよ

httpsにしたつもりでもアンカーURLに1つでもhttpがあるとGoogleはリンクを辿ってしまう。

.htaccessで制御していなかった場合は、httpsとhttpの2つのURLを辿ることになる。

つまりは重複扱いになっちゃうから大変なんだね。

ちなみに画像へのリンクパスがhttpになっていても意味がないからマジで気をつけたほうが良いよ!!

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・常時SSL化しないとGoogleがオコになっちゃう

+α(調べたほうが後々良い項目)

■グローバルメニューの有無(有はメインコラム外に設定してあるか)

■トップページから3クリックで全ページに移動できるかどうか

■上位サイトと比較してタイトル内に含まれるキーワードの順番

■上位サイトと比較してインデックスされているページ数

■狙ったキーワードで上位表示されるサイトの構成との比較

■正しいディレクトリ構造になっているかどうか  

 

まとめ

どぅっへ〜

この時点でまさかの1万字以上になっちゃったよ〜!笑

過去最高の文字数だ。

・SEOのテクニカル的な内部対策は、わざわざSEO業者や制作会社に依頼しなくても施策できる点が多い
・テクニカル的な対策を行ってもマイナスがゼロにしかならない
・プラスとなる評価はやっぱりコンテンツ(中身)が重要な気がするよ

SEO内部対策を行っても、コンテンツ(中身)がしっかりしていていないと意味がないってことは肝に命じたほうが良いね。  

誰もが通る大通り前に店舗を構えてみたものの、肝心な商品が数個しか置いていない状態と同じだし。

最後になっちゃったけど、マイナスをゼロに、ゼロをプラスにするというSEOセミナー動画をまとめた記事もあるから気になる人はどうぞ。

1時間20分ある動画が5分で読めるようにまとめてますヨ

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