『ワンピース』での検索結果は、上位表示させたキーワードでも同じようなことを教えてくれる
Googleは良いコンテンツ(情報)だけを共有できる世界を創りたいので、良いコンテンツを発信しなければならないわけです。
Googleが表示しているのは大多数の意見
いきなり話変わりますが
『ワンピース』で調べたらどういう結果になるの?
ふと気になったので好奇心のあまりググってみました。
さて、『ワンピース』と検索した結果を想像していみましょう。
漫画のワンピースと洋服のワンピース
さて、どっちでしょうか。
答えは
・・・
・・・
・・・
海賊王に俺はなる!!(ドンっ
漫画のワンピースでした。
(ありったけの〜ゆ〜めを〜かきあ〜つめ〜♪)
上位10位がすべて漫画のワンピース
いやはや、私もワンピースを語ればそこそこ詳しく、またマニアに近いレベルですがこの結果は凄まじい。
このことから言えるのは
『ワンピース』と検索した人は漫画のワンピースを求めているとGoogleが判断している
です。
ビックキーワードであれロングテールキーワードであれ、この流れに逆らおうと思っても無理なわけですよ。
滝壺から滝を登るようなものです。
だから、狙っているキーワードで上位表示しようと思っても、自社のサイトと同等のサイトが存在していなかったらそのキーワードでは(現段階では)狙いにくいと判断したほうが良さそう。
上げたいキーワードはユーザーが求めている内容?
「○○というキーワードで上位表示したい」
それを実現するためには、「○○」と検索したユーザーの心理とGoogleのことをしっかり理解する必要がありますね。
検索キーワードのことをクエリと表現したりします。
それを「Googleにする質問」と置き換えて考えてみると
どういうコンテンツが評価されやすいのか理解することができます。
『北海道』というクエリの場合
Yahooで検索をしようとすると、それに続く組み合わせワードは以下の通り
『北海道+観光』
… 北海道で観光するならどこがおすすめ?
『北海道+新幹線』
… 北海道に新幹線で行きたいんだど、値段とか時間は?
『北海道+お土産』
… 北海道で買うお土産は?(個人的には函館のメルチーズをキボンヌ)
『北海道+大学』
… 北海道大学について教えてよ?
『北海道+物産展』
… また食べ物ですか(笑)
Googleはユーザーの様々な要望に応えたいと考えるため
検索結果に多様性をもたせています。
現に『北海道』というキーワードの検索結果は以下のようになっています。
1位 北海道のホームページ(しかも公式)
2位 北海道(Wikipedia)
3位 北海道の観光ランキング
4位 Yahooニュース
5位 北海道観光の公式ホームページ(こっちは北海道観光振興機構)
6位 居酒屋北海道
7位 北海道新聞
8位 北海道大学
9位 北海道旅行・北海道ツアー
10位 地域-北海道(朝日新聞デジタル)
例えばツアーを扱ってるサイトが北海道というキーワードで上位表示を目指そうと思ってたら実質のライバルサイトは一つしかありません。
上位表示できればかなりのアクセス数を見込めますが、果たしてCVに繋がる良いアクセスになるのかは微妙ですね。
『北海道旅行 格安』というクエリの場合
「北海道に安く旅行したいんだけどおすすめのサイトはどこ?」
2語3語の組み合わせの場合はわかりやすいですね。
その質問に応えるサイトを作っていけばいいわけです。まさか高級志向の旅行サイトは上がってこないでしょう。
難しいのがビッグワード(例で言えば北海道)と言われるような単体のクエリ。
ビッグワードが難しいと言われる所以はこういうことですね。
狭き門ですよ、本当に。
Google先生が判断した内容を推測していけば自ずと明確になる
サイト運営者はユーザーのこういった多様性を想像しながらコンテンツを作成する必要があります。
その際検索キーワードを効果的に織り交ぜた文章を使うと良い結果が得られるでしょうとGoogleは言っています。(本当ですか、Google先生??)
忘れてはいけないのは、コンテンツの品質の向上だけでなく
サービスの品質向上。最終的なGOALは上位表示ではないはず。
そこを見誤ると大変なことになりますねぇ・・・・
今回の内容は、かなり当たり前と言えば当たり前ですが、改めて認識することだったので備忘録的な位置づけです。
ちなみに
業界やユーザーのことも熟知していることはもちろん
クリエイティブな企画力+文章力、構成力が求められますよね・・・
外注するとかなり高そうですが(苦笑)
AIが書くライティングとか注目されているらしいですが、実際どうなんでしょうか・・・