被リンクチェックツールのオススメ6選
自社サイトへどれだけ被リンクが付いているのかを知りたいものですよね。
IT技術が進歩して被リンクがどれだけついているかを知る方法もたくさんあります。
無料で使えるツールもありますが、有料ツールだとさらに細かいことが分かります。
▼ 早見表 ▼
ツール名 | レベル | 価格 | クロール頻度 | 日本語表記 |
---|---|---|---|---|
Ahrefs | 中上級者向け | 82ドル〜 | 1週間~毎日(プランによる) | 有 |
Majestic | 中上級者向け | 64ドル~ | 1週間~1時間以内(プランによる) | 有 |
Open Site Explorer | 初中級者向け | 無料〜99ドル以上 | 1ヶ月~3か月(プランによる) | 無 |
SEOスコープ | 初中級者向け | 8,000円 | 1週間~1時間以内 | 有 |
Google Search Console | 初中上級者向け | 無料 | 3日以降 | 有 |
SEOスコープ以外は実際に体感したもので、基本的には上からオススメ順となってます!
有料ツール
Ahrefs
最高峰と言っても良いレベルの被リンクチェックツールです。
もっともオススメするツールですね。
1日最大60億ページのクローリングを行っており、リンクデータとしては膨大すぎます。60億ページ・・・これはネット世界の神とされるGoogleのクローラーbotの3倍近い数値らしいです。
1. 見やすい
英語表記のツールが多いなかで、Ahrefsは見やすく英語が苦手な人でも理解できるようになっています。
2017年4月19日現在、日本語に対応しています。
上図のように「被リンク」「アンカーテキスト」「自然検索キーワードと流入および順位」がパッと見ただけで分かりますね!
詳しくみていくと、その日ついた被リンク、外れた被リンクも見れるようになっていて、当然ながら計測できうるデータをCSVデータで抽出することができます。
2. 更新速度が異常
ほぼ即時反応です!
1日60億ページものサイトをクローリングしていることからも、データの正確性はピカイチです。
サイトのクローリングが多いということは蓄積しているデータ量も多いので信用性が高いんだわね。
3. 検索キーワードが見れる
自分で気が付いていないキーワードの順位と検索ボリュームを知ることができるのも良いですね。
また、そのキーワードでのランディングページもURLで表示されるので、該当キーワードでちゃんと対応するページが表示されているかを確認するのにも役にたちます!
ツール名 | レベル | 価格 | クロール頻度 | 日本語表記 |
---|---|---|---|---|
Ahrefs | 中上級者向け | 82ドル〜 | 1週間~毎日(プランによる) | 無 |
MajesticSEO
Ahrefsと並ぶほど高機能で有名なのがMajesticです。日本語対応しているのが英語嫌いな日本人には優しいところです。
1. 見やすい
図からもわかるように、被リンク数やそれに伴うドメイン数、IP、Cクラスがまず一瞬でわかるようになっています。
被リンクに関しては、被リンク内容がテキストなのか、画像なのか、それ以外なのかといった内訳も表示してくれるんですわ。
自分のURLをダッシュボードに登録しておけば、見た時の数値が分かりやすく表示されるので便利です。
2. 競合との比較がしやすい
デフォルトでは5URLを一覧表で抽出することもできるのでオススメです。
やはり日本語対応しているのでストレスなく操作することも大きいです。
Afrefsと困っているなら試しにMajesticを導入することも良いでしょう。
3. 意外と安い
Afrefsが82ドル〜に対してMajesticは64ドルです。
機能としては遜色ないうえに日本語対応なのでハードルはググっと下がりますね。
ただ、クローリング頻度がやや遅めなのでリアルタイムからは少し外れてしまいます。
ツール名 | レベル | 価格 | クロール頻度 | 日本語表記 |
---|---|---|---|---|
Majestic | 中上級者向け | 64ドル~ | 1週間~1時間以内(プランによる) | 有 |
Open Site Explorer
アメリカでは有名すぎるほど権威を持っているMozという団体が運営する被リンクチェックツールです。
GoogleのPageRankという概念が公表されなくなってからは、Mozが独自に指標を出しているDA(ドメインオーソリティ:ドメイン単位の強さ)とPA(ページオーソリティ:ページ単位の強さ)が一種の判断基準とも言われています。
1. 世界が注目している団体
検索結果の順位変動を数値化して状況を解析していたり、独自の指標(DAやPA)がGoogleと似ていたことからも評価は高い。
2. インデックスの更新が遅め
AhrefsやMajesticと比較するとクローリング速度が1〜3ヶ月に1回とされています。
クローリングするページ数も多くないので被リンクの情報としては正確性に劣ることがしばしば(笑)
判断するのはDAとPAくらいで止まってしまうのも事実なところでしょう。
ツール名 | レベル | 価格 | クロール頻度 | 日本語表記 |
---|---|---|---|---|
Open Site Explorer | 初中級者向け | 99ドル~ | 1ヶ月~3か月(プランによる) | 無 |
SEOスコープ
期待のスーパールーキー??となるかもしれない『SEOスコープ』。
先日発足されたばかりのSEO検定を手がける全日本SEO協会によって開発された被リンクチェックツールです。
価格は8,000円からで1ヶ月でも利用可能で、まさかのMajesticとSimilarWebProからライセンスを受けている(らしい)。
(1)ライバルサイトの「毎月の推定訪問者数」
(2)1人当たり何ページ閲覧したか「平均ページビュー」
(3)訪問者1人当たりの平均「サイト滞在時間」
(4)検索エンジンからユーザーが来て、すぐに戻った割合を示す「直帰率」
(5)ページへの「外部被リンク数」(1,000サイトまでが見れる)
(6)実質的な被リンク数を示す「クラスCIP 数」
(7)ドメイン内の各ページへの被リンク数の合計「ドメイン被リンク数」
(8)サイトの信頼度を示す数値「トラストフロー」
評価が良いのか、数値が良いのかはまだ未知数であり調査中。 外部リンクだけでなくサイトの内部対策も分析できるツールとして『SEOロボットドクター』というものがあるらしい。
こちらもセットで8,000円にて利用可能。
ツール名 | レベル | 価格 | クロール頻度 | 日本語表記 |
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SEOスコープ | 初中級者向け | 8,000円 | 1週間~1時間以内 | 有 |
無料ツール
Open Site Explorer
有料で紹介したOpen Site Explorerではあるが、実は無料でも使える機能があるのです。
当然使用できる機能に制限はありますが、初心者はここから慣れていくのもあり。
ツール名 | レベル | 価格 | クロール頻度 | 日本語表記 |
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Open Site Explorer | 初中級者向け | 99ドル~ | 1ヶ月~3か月(プランによる) | 無 |
Google Search Console
我らがWebの世界の神様:Googleが無料で提供しているツールです。(通称サチコ)
被リンクだけでなく、表示されているキーワード、クリック率も調査することができます。
サイト内部の解析ができるGoogle Analyticsとは異なり、サイトに流入する前までの数値を分析してくれます。
正直、被リンクだけを調べるのであればサチコだけで十分済んでしまうところがあります。
Google Analyticsは使ったことがあるけど、サチコはまだだよという方は是非活用してみてください。
※登録にはGoogleアカウントを取得のうえでサイトを登録しなければ使用できません。
ツール名 | レベル | 価格 | クロール頻度 | 日本語表記 |
---|---|---|---|---|
Google Search Console | 初中上級者向け | 無料 | 3日以降 | 有 |
まとめ
サイトの上位表示には内部対策と外部対策は欠かせません。
・被リンクが多い少ないで順位は決定しない
・中でもAhrefsが一番分析力がある
外部リンクは昔ほど簡単に効果が出るものではなくなったけど、質の悪い被リンクを精査するにはこういった被リンクチェックツールを活用すると自社の弱いところや改善点も見えてくるよね。
1ヶ月から利用できるツールも多いから試してみてはいかがでしょうか〜!