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ネットショップのSEOはアクセス数(PV)ではなく売上を上げることを忘れないことが大事

ネットショップのSEOはアクセス数(PV)ではなく売上を上げることを忘れないことが大事

ネットショップを運営していると、どうしても順位を意識しがちだけど大事なことを忘れてはいけない。

ネットショップはコンバージョン(売上や目標)を上げることが重要

コンバージョンの中身は運営しているWebサイトの形態によって異なってくるじゃない?

・売上
・資料請求
・お問い合わせ
・PV数

こんなとこかしら。

「SEO対策=順位」という構図が思い浮かぶけど、ランディングさせたページとコンバージョンまでの導線が大切ってことね。

・順位も良いけど、コンバージョン(目的)を見失ってはダメ
・コンバージョンに繋がりやすいのはロングテールキーワード
・ロングテールを制するものはビックキーワードでも勝つ
・順位を追う前に、サイトの構造はしっかりとしているのか

「総アクセス数は増えているのに、コンバージョンが思ったように増えていない・・・なぜだ?」という人は参考になるかもなので、ひまだったら読んでみてください!

ビックキーワードよりもロングテールキーワードを狙う

Webサイトのアクセスを集めるためには、どうしても検索結果で上位を狙わなければならないからWebサイトの上位表示、つまりはSEO対策をどうしても意識しちゃう。

多くのアクセスを集めるためには検索ボリュームが高いとされるビックキーワードで狙いがちだけど、コンバージョンを上げるための近道はロングテールキーワードで攻めること。

ロングテールキーワードであればるほど検索背景が具体的だから

逆に言えば、検索ボリュームが多いビックキーワードは上位表示すれば相当なアクセス数を集めることができるけれど、ユーザーが検索してきた背景と知りたい内容が不透明で芯がブレていることも多い。

ビックキーワードはミスマッチが多い

総アクセス数は高いはずなのに、結果として売上が思った以上に稼げないということは良く耳にするわね。

質の高いアクセスを高めることが重要

突然だけど、あなたが「腕時計の通販サイト」を運営していたとしたらどんなキーワードで上位表示させたい??

大半の方が「腕時計」「腕時計 通販」というキーワードで上位表示させたい!と思うでしょうね。

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Googleのキーワードプランナーによると月間検索ボリュームは、「腕時計」が110,000回、「腕時計 通販」が1,300回だそうです。

数値だけを見ると「腕時計」での検索結果で上位表示したら良さそうですが、大事なことを忘れてはいけません。

「腕時計」といったキーワードをビックキーワードと呼ぶけど、
ユーザーが何を求めて「腕時計」というキーワードで検索したのか推測できますか?

「オシャレな時計が欲しい」 「20代男性がすべき腕時計の相場が知りたい」 「腕時計の修理相場はいくら?」 ・ ・ ・etc

ぶっちゃけ検索したユーザーにしか分からないのが正解。

「腕時計 通販」だと少し具体的になり、「腕時計を通販サイトで探している」ということが想定できるわね!

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もうちょっとだけ深く考えて見ると何かが頭をクリアにしてくれます。

5年付き合った彼女にプレゼントを買いたいと思って検索した結果の中からWebサイトに訪問したけど、「中身が腕時計の商品一覧だけ」だったらどう思いますか?

・・・

・・・

・・・

きっと買わない。
値段だけ参考にして離脱じゃないかしら(笑)

サイトに訪れたのに速攻でサヨナラされたら、そのアクセスは一体何だったのでしょうか。

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ユーザーが求めている背景と心情は想像よりも細かい

仮に「腕時計」というビックキーワードで上位表示できていて、ユーザーが求めている感情や希望を満足してくれるコンテンツページや導線がなければ、アクセスがあってもコンバージョンには中々繋がりません。

さっきの例で言えば、男性が欲しているのは「女性がもらって嬉しい腕時計を紹介している通販サイト」でしょう。

狙うキーワードは「腕時計 プレゼント」「腕時計 女性 プレゼント」といったものだけど、用意するコンテンツは「女性がもらって嬉しい腕時計のブランド一覧とその理由、そして参考となる値段が掲載しているページ」が必須です。

さらにそれだけではなく、そのWebサイトで購入すべき理由や他サイトにはないウリ(USP)があると尚良いですね!

質の高いアクセスを集める

質の高いアクセスを集めるためには、各ページに訪れるユーザーを意識して構成する

総アクセス数が落ち込んでも売上が上がっているとすれば『コンバージョンに近いアクセスがある』ということなので、検索ボリュームが少なくてもコンバージョンに繋がりやすくすれば良いんですよ。

200アクセスあって0.1%のコンバージョン
50アクセスあって2%のコンバージョン

結果は、0.2件と1件で5倍も変わってきます(極端な例というツッコミはスルー)。

「彼氏に誕生日祝いで腕時計を買おうと思ってるけど、通販だといくらだろう?」  → 記念日に彼氏へ腕時計を買おうか悩んでいる人に向けた内容

「30代になったし男として良い時計を買いたいなぁ。」  → 30代男性に向けた周りから憧れとされる腕時計の特集が買いてある内容

「レディース用の時計はどんなブランドがあるのかしら」  → 女性がすると気持ちが高揚する腕時計が買いてある内容

検索するユーザーの心情や感情は様々なので、運営するWebサイトで解決したいと思ってくれるユーザーに対してその解決策を提供できるかが重要になってきますね!

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ページを用意しても結局は伝わらないとアクセスが無駄になるので要注意です。
 →【伝わってる?】SEO対策でもリスティング広告でも見落としがちな点

まとめ

では、簡単にまとめます!

・順位も良いけど、コンバージョン(目的)を見失ってはダメ
・順位を追う前に、サイトの構造はしっかりとしているのか
・コンバージョンに繋がりやすいのはロングテールキーワード

コンバージョン率が一定で、質の高いアクセスを増やし続ければウハウハな気持ちになりますね!

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