【Googleが発表】モバイルファーストインデックス(MFI)では表示速度をランキング要素に!
モバイルファーストインデックス(以下、MFI)っていつ実施?
モバイルページの表示速度は早い方がよいの?
前にモバイルページの表示速度は関係ないって言ってたよ?
ええ。見事に撤回されました。
ん〜やっぱりそうなるんですね〜
以前にも表示速度について書いた記事があるけど、
スマホで検索するユーザーはじっくり調べようという環境にいない(ことのが多い)んだもの。
MFIでは表示速度がランキング要素に加わる
至極当然ですね。
昨年に、MFIではモバイルページの表示速度は検索結果に影響しない!!なんて発表があったから
『はい??』
ってなったけどユーザーの利便性を考えたら当たり前ですね。
モバイルユーザーが求めているもの
モバイルユーザーが求めているのは、
確かな情報・気軽に読めるサイトが中心でしょう。
「ちゃっちゃと調べたい」のに「表示速度が遅い」と離脱しますからね。
ちなみにGoogleの調査によると、
表示速度が1秒から3秒に落ちるだけで直帰率は32%上がるみたいです。
(こ、こわい!!)
次のような予測が出ています。
表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇
表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇
表示速度が1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇
表示速度が1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上昇
表示速度が1秒から10秒に落ちると、直帰率は123%上昇
ページの要素(テキストやタイトル、画像など)の数が400個から600個に増えると、コンバージョン率は95%下がる
時間にゆとりのない、モバイルユーザーのためにもサイト運営者にとっても重要な指標となり得るってことが分かる検証結果です!
ただ言えることは、表示速度が早い=必ず上位表示するということではないことを念頭にサイト運営すべきということでもありますね。
重要なのは、コンテンツ(中身)
表示速度が早いに越したことはないけど、そこが全てじゃないよってことも注意したいところですね。
表示速度とコンテンツの情報量のバランスが大事
『0.002秒で表示されます。中身は100文字の●●について述べたテキストページです!』
『0.005秒で表示されます。中身は3000文字のテキストと画像、動画を合わせた●●について述べたページです!』
どっちが信用性と共感を得ることができるかって聞かれると後者でしょう。
ウェブライダーの松尾さんも言っていたけど、『検索したい内容が本当に欲しい情報とは限らない』
(前提として)ユーザーはAという情報を知りたいとする。
↓
でも、情報Aの探し方がわからないので、当てはまりそうな情報サイトを調べてみる。(①)
↓
そこで得られた情報Bをもとに、さらに違う言葉で検索をしていく。(②)
↓
①と②を繰り返しながら『本当に欲しい情報へ』と近づくんだけど、どうせなら一発で辿り着きたいじゃない?
Googleもユーザーが一発で解決できるように、信用性・信頼性・情報量があるサイトを上位表示しようと目指しているんだけど、矛盾が生じてしまうのです。
情報量(内容)が1ページ内に多ければ多いほど、どうしても表示速度が遅くなってしまう。
もう一度言及するけど、モバイルで検索するユーザーはゆとりのある空間・時間で検索していないことが多いから、より的確によりスピーディに情報を入手したいと想定できるなら、表示速度もランキング要素に必要な項目であることが理解できますね!
いつ頃にMFIは実行されるのか
残念ながら、未だ名言されていません。
3~4月あたりに実施されるのでは?という憶測が飛び交っていましたが、『全てはGooglのみぞ知る』状態。
2017年中に実施されるようですが、365日ありますからね1年は!笑
12月に行われる可能性も十分にあるわけで、気長に待つしかないんです。
いつ実施されるのかを気にするよりは、ユーザーのことを考えて『利便性の高く、ページ遷移が楽であり、簡単に欲しい情報が手に入るサイト作り』を継続して運営することが大事だと思うんですけどね。
まとめ
今回の内容を簡単にまとめたよ〜。
2. 表示速度の重要度はそこまで高くはないと想定する
3. コンテンツ(中身)と表示速度はバランスが重要になってくると想定する
4. 実施は未定だけど、ユーザーファーストを心がけていれば怖くなはい
結局、Googleも模索している内容であって表示速度が完璧になってもユーザーが喜んでくれるサイト作りを心がけるということは変わらないってことね。