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【重複の原因】All in One SEO Packの『next』 と『prev』

All in One SEO Packでも重複ページが作成される可能性がある

(2017.01.23更新)

え〜?All in One SEO Packを使っていても重複ページが作られちゃうの?

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SEOについて基本的な項目をクリアにしてくれるAll in One SEO Packですが、
重複ページが作成されてしまう原因があるんです・・・。


どんなサイトがそれにあたるか・・・ですが、
TOPページに「次のページへ」「前のページへ」という機能がそもそも存在しないサイトが該当します。企業サイトや通販サイトが具体例です・・・かね。

 

ソースコードを確認すると、通常TOPページは一つしか存在しないはずなのに、URLが異なるだけの全く同じ内容が自動で生成されてしまうのです。


※こんな感じのURL

犯人はこいつです!!(ドンッ



編集するのはphpなので必ずバックアップを取ってから作業に取り掛かりましょう!

 

■ All in One SEO Packの場合

場所:plugins > all-in-one-seo-pack > aioseop_class.php

if ( !empty( $prev ) ) $meta_string .= "\n"; if ( !empty( $next ) ) $meta_string .= "\n";
  ↓↓↓ 
/*if ( ! empty( $prev ) ) {
$meta_string .= "<link rel='prev' href='" . esc_url( $prev ) . "' />\n";
}
if ( ! empty( $next ) ) {
$meta_string .= "<link rel='next' href='" . esc_url( $next ) . "' />\n";
}*/

 


『排出される「next」と「prev」へ行くリンクを表示しません』ということになります。赤字で書いているようにコメントアウトすれば削除されます!

 

All in One SEO Packの 「next」と「prev」の具体例


サイトの構造をSEO観点から評価されるような仕組みをもっているAll in One SEO Packですが、場合によってはその重複ページが意図的に作成されてしまうのです。



それはGoogleからしても、「似たコンテンツを量産しても評価しないからね!」と判断されてしまうんです。



冒頭で触れた記述はこうなっています。

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『nextページにいくなら、●●.com/page/2のURLを見てね』ということです。



あなたのサイトでも起こっていたら、クリックして別タブで表示して比較してください。



●●(あなたのドメイン).com と ●●.com(あなたのドメイン)/page/2 は、URLは確かに異なりますが内容は同一になっているはずです。



これだと重複ページだと判断されてしまうので、どちらのURLも低評価となります。

 

どちらのサイトにも共通のURLを指定したcanonicalタグが記述されていれば問題ありませんが、ただプラグインだけをいれても設定されていません。

なかなか順位が上がらないな〜と思っている場合

コンテンツをしっかりと作っているのに、目指している順位が上がらない・・・なんて思っている人は重複ページが落とし穴になっている可能性が



人間が見るページは素晴らしいほどに作り込まれていても、Googleはそれが意図していない重複ページであっても重複とみなしてしまうこともありますし、All in One SEO Packを使用していなくても重複ページは疑ってみてください。



特に、●●.com/sp のようにスマホページを別のファイルで管理していたりすると起こりやすい現象です。
 

重複ページの何が問題なのか

昨今、WordpressはメジャーなCMSとなりましたね。



企業だけではなく、一般のブロガーをはじめ中小企業でもWordpressの導入はスタンダード化しています。

 

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更新がしやすい!いろんなプラグインがある!っていう人には打って付けですからね。 個人的にはそれと対を成す「concrete5」も良いと思いますけど。
http://concrete5-japan.org/

 

特にSEOをあまり深くまで知らない人にとっては強力な助っ人プラグイン『All in One SEO Pack』ですが、使用したいサイトの全てに完璧に網羅はできません。

 

多くのサイトが1日に作成されるなかで、ミラーサイト・ミラーページと呼ばれるものが偶発(もしくは意図)的に存在してしまう可能性があります。



横文字を使うと伝わりにくい?ので、一言で言うならば重複サイト・重複ページのことです。



つまりはパクりサイト パクりページ

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これなら分かるでしょうか(笑)



某国が日本のアニメのキャラクターをパクっても「いやこれは偶然似ているだけですよ」と言っているのと似ています。

 

いやいやいや、明らかにパクったでしょ!!!と同じようなものです。


これがサイトベース、ページベースで検索エンジン(もはやGoogle先生)から評価を受けにくくなってしまうんですね。

 

その場合にはcanonical と alternate を設定するなどして個別化していきましょう!

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